今日から病院実習始まりました\(^o^)/ハジマタ
初日だったので全部の病棟を回らせてもらったのですが・・・医薬品以前の基礎知識が完全に頭から抜けてました _| ̄|○ 特に、題名に書いた放射線的知識がゼロに近い( ゚,_・・゚)
そういえば10月に手術したとき、術前にたくさんの検査をこなしたんですよね。MRI、血液尿検査、X線レントゲン、心電図、呼吸機能などなど。呼吸機能と血液や尿は、投与する薬とか麻酔の量を決めるのに大切なように感じるけども、手術する部位でないところにも重大な問題がないか見ることは、安全性を保障するため大切なのだろう ( ゚~゚ ;)。
しかも私、数年前に舞台から落下したときに脳のCTも撮ってるんですよね(´・ω・` ) 自分で両方経験しておきながら、MRIとCTの違いも分からんとは我ながら片腹痛い><
MRI=核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)画像法
体内を輪切りにしてみていく診断。
「核」って書いてあるけど、実際には放射線(X線、α、β、γ線)は使われていないので、被ばくの心配はない。Nuclearのイメージが良くないのでMagnetic Resonance Imagingって名前になったとか。
使うのは磁力!時計、髪留め、下着のホック、金属ものを持ち込むとすさまじい磁場のもと吹っ飛ぶらしい(;^ω^ )
診断には20分くらいかかるし、電磁気のスイッチをめっちゃ高速でオンオフオンオフオンオフ・・・とするため、「ガガガガガーガガガガーガガガガー ピーッ ピーッ ガーガーガーガーガーガー ガーガーガー ドルドルドルドル」みたいな音がずっとするのが難点。。脳のMRIだったりすると、ヘッドフォンをつけないとうるさくてどうしようもないとか(; ´Д`) そのヘッドフォンも、もちろん金属フリーです!
(特徴)
・頭、子宮、前立腺、頸椎や関節はCTよりMRI。
・濃度分解能に優れている
・空気に弱い(肺はダメ)
・うるさい、遅い
CT=コンピュータ断層撮影(主にはX線だけど、PETやSPECTなどもある)
こっちも体内輪切り。
CTの画像解析度は昔の数十倍になっており、Xy平面だけじゃなくZy平面も完璧に再現できるみたいです。全身の3Dも余裕 ( ゚,_ゝ゚)
原理はX線。レントゲンの上位互換みたいです。ちょっと被ばくの心配もありますね。
もっと詳しく見たいとき(血管、臓器)は造影剤を注射します。撮っている時間はほんとうーに短い(5分たらず)なので、そのあとの画像編集の方が大変みたい。
同じような原理で、バリウムを飲むor下から注入→X線をバリウムが吸収→見たいところが白く見える・・・ってのもあります。
(特徴)
・頭部出血(急性期)はCT ←これは私がやったやつだ!
・骨の3D画像、耳鼻科領域もCTのがよい
・空間解析能力高い
・早い、造影剤は必要だったり打たなかったり
PET(陽電子(ポジトロン)と電子が対になって衝突するときに生じるγ線を使う)、SPECT(同位体から直接出るγ線を使う)は、臓器などの形を見るCTとはちょっと異なります。
γ線を発生させる薬剤を体に投与して、検出器をあてて時間経過で追っていくことで、臓器が弱っていないか調べることができるすぐれもの!
γ線はX線よりちょっと強いようですが、すぐに消失するものを使っているのでそこまで影響は大きくないみたい。
国試に向けて覚えなきゃいけないシンチグラフィってのは、PETに関連してくるものみたいです。
MRIとCTは機械も、出てきた結果も、見た目本当に似てるんですよね(´・ω・`;)
ドーナッツの中に入るタイプなので、お相撲さんや150㎏越えの人は特注のものをつかわないといけないみたいです。
参考文献は こちら とwiki先生を。CTとMRI、どちらがすぐれているというより、医師の判断のもと使い分けるのが大切なんですね。ふむ
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